いよいよ(ついに?)「胃カメラ検査」こと上部消化管内視鏡検査の当日がやってきました。
胃の痛みシリーズの一連の流れは



と今まで3つの記事を書いてきました。そして、このシリーズを締めくくるべく、決戦の日が到来したという訳です。
悩まされてきた胃の痛みの原因を突き止めるため、また、『胃がん』の疑いを晴らすため、覚悟を決めて病院に行ってきました。
絶食がきつかった
検査の受け方については、オリンパスさんのサイトで事前に学習
上部消化管内視鏡検査の方法(やり方)については、ネットでたくさんの情報がありますので、そちらを参考にしてください。
以前、口から内視鏡を入れて泣くほどしんどかった経験から(トラウマ級のオエッ、オエだった。)今回、友蔵は鼻からの検査を選んだのですが、経鼻挿入による検査なら
などのキーワードで引っ張ってくると有益な情報が入手できると思います。
個人的には内視鏡を制作しているオリンパスさんのサイトが分かりやすく、大変ためになりました。
さて、検査を受けるためには事前準備の絶食が必要となるのですが、食いしん坊の友蔵にとってはこの「絶食」がきつかったです。
余裕をもって3時間前から絶食
一応、マニュアル的には前日の夜9時以降は飲食禁止となっているのですが、友蔵は3時間前の夕方6時から絶食モードに入りました。
というのも、以前、職場の先輩が検査前日の夜9時直前まで焼き肉を食べ、それ以降絶食したものの、内視鏡を挿入したところ胃に消化しきれていない「焼き肉の残骸」がたっぷりで、検査中止。
医師に怒られた上に、検査のやり直しを言い渡されるという事件を起こしており、そのことが記憶にあったからです。
ただでさえ入れられたくない内視鏡をそんなくだらん自分のミスで続けざまに2度も入れられるというのは間抜け以外の何者でもないですよね。
家族が美味しそうにアイスクリームやチョコレート、ジュースなどを飲み食いしているのを横目に、ひたすら明日の検査を考え、食欲を抑えるという罰ゲームのような夜を過ごすのでした。
検査の準備(検査当日)
検査を受ける友蔵のよどんだ気持ちに反比例するような明るいテンションの看護師さんに前処置室というところに案内され、検査を受けるための準備、いや、儀式と言うべきか・・・
をいろいろとすることになります。
看護師さんにしてみれば、何人も検査を受けに来る人のうちの一人なわけで、マニュアルどおり淡々と作業をこなすような雰囲気で儀式が行われていきます。
胃の中をきれいにする白い液体
一番最初に胃の中をきれいにする目的で小さな紙コップに入った謎の白い液体(消泡剤というものらしい)を飲むのですが、これが最強まずかった。
あまりのまずさに、マジで吐き気をもよおす、というよりも胃の中には何もないはずなのに吐きそうだった・・・
看護師さんは

いつも飲んでるビールのつもりでグッと一気に飲んでください。
あんまり美味しくないけど。
なんて言ってくれちゃうけど、生ぬるいし、少しトロトロしてるし、友蔵的には一番ダメなパターンのヤツだったわぁ。
内視鏡を鼻から入れるための処置
・鼻の通りを良くする薬を噴霧
・鼻の奥(鼻腔)に麻酔
・胃の動きを抑える筋肉注射を肩に打つ(これも痛かった。)
などの処置を経て

友蔵さん、内視鏡を入れる鼻は右がいいですか?左がいいですか?
と尋ねられ

う~ん、ほんじゃあ右で!
と言おうとしたその瞬間

検査台の上では体の左側が下になるから、左の穴に入れる方がいいんだけど。
な~にぃ~
だったら、右か左かなんて聞くな!どりゃぁ!!
左しかねぇじゃん。
結果、
左の穴をチョイスした(させられた?)友蔵だったのでした。
左の鼻の穴に棒のようなものを入れられて待機
その後、検査開始までの間、内視鏡の直径に合わせたゴムチューブのような柔らかい棒を左の鼻の穴に入れたまま待機。
ふかふかのソファーに座らされ、入れられた棒が抜け落ちないように顔を上に向けた状態でボケ~っと過ごします。
なんてことを思いつつ、
検査の呼び出しを待つことに。

それにしても鼻からゴムチューブのような棒を垂らして、
半分口を開けて、
天井眺めながら、
ボーっとして、
ふかふかのソファーに座ってる姿はちょっとした危険人物だよなぁ・・・
へへへ
とニタニタしてたら呼ばれた!
検査実施編につづく・・・

